アメリカのドナルド・トランプ大統領は、フレイバー付き電子タバコ禁止が今週発表されると発言した。
これは、アメリカ全土でのEVALIの大流行をキッカケに約2ヶ月前から検討されていた。これまでに、約2,000人が影響を受け、数十人が死亡している。
電子タバコ業界は、新たな規制に対して「パニック状態」であると、電子タバコ業界の団体Smoke-Free Alternativesのマイク・ホーガン氏は語った。
「電子タバコを扱う店舗にとっては、厳しい状況です。彼らを始めとした中小企業は今回の規制を受けて廃業するでしょう。」とホーガン氏は言う。
週末にワシントンで数百人の電子タバコ愛好家が抗議し、電子タバコは喫煙よりも健康的だと言った。
「私は楽観的ではない。私たちは規制されますが、問題はそれによって闇市場が出来上がることです。」とホーガン氏は懸念を示す。
トランプ大統領は、フレイバー付き電子タバコ禁止に加えて、喫煙年齢の引き上げも検討していると発言している。ホーガン氏は、年齢制限ではなく、フレイバー付き電子タバコ禁止が現在の業界の主な関心事であるという。
「電子タバコ業界にとって、これ以上悪い状況はない。」
彼は、今後さらなる研究と情報が、電子タバコが問題ではなく禁煙に効果があることを証明できることを望んでいる。
参考：FOX59