アメリカのタバコ小売業者は今後の業界の行く末を不安視

ラスベガスのタバコ販売店は、トランプの切迫した発表に対して不安を隠せないようだ。

アメリカのドナルド・トランプ大統領は、タバコ産業を大きく揺るがす可能性のある大きな発表を行う予定だ。彼は、タバコ購入の年齢制限を引き上げる可能性や、フレーバー付き電子タバコの禁止など、いくつかの新しい規制を示唆した。

ラスベガスでタバコ販売店を営むエリカ・ピアースは次のように取材に答えている。
「不安です。正直なところ、本当に不安。タバコ産業がこれから回復する道筋があるのか全くわかりません。」

電子タバコのユーザーは11月9日にホワイトハウスの外で集会を行い、大統領からの提案に反対を示していた。

「トランプ大統領に、年齢規制に加えてフレーバー付き電子タバコが禁止されるかどうか教えて欲しい。私達は皆、店舗を構えて、従業員を雇っています。もし禁止になれば、廃業は逃れられないので、すぐにでも知りたい。」とピアースは言う。彼女の店舗の販売の99%は、自社製のフレイバー付きの電子タバコ用のリキッドだ。

一方でピアースは、電子タバコ関連の肺疾病(EVALI)がアメリカ全土で広まり始めた時に「誤った認識が多くの人の間で広まった」と指摘する。

ピアースは「今報道されているような問題は業者の中では既に一般的な認識」で、問題があるような製品は販売していなかったと言う。

「病気の原因になっているような混ざり物が入った製品は、私たちが電子タバコ製品と考えるものではありません。それらは闇市場の製品であり、THCカートリッジであり、一部の人々はそれらを”ドラッグペン”または”雑草ペン”と呼びます。」

しかし、潜在的な関連性があるだけで、トランプが介入するのに十分で、電子タバコ販売の年齢制限を21歳に引き上げることが検討されている。

「誰も子供の蒸気を吸うことを望みません。業界の人間でも政府でも。」とピアースは言い、この規制変更に関しては受け入れる準備があるようだ。

「フレイバー付きの電子タバコが死に直接影響しているんですか?原因はニコチン製品ではなく、ブラックマーケットのTHC製品です。」

CDCはTHCを主要原因の可能性の1つとして挙げているが、まだ断定はしていない。

参考:FOX5

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