昨年、大麻産業は、皮肉にも違法市場から発生した電子タバコ騒動で大きな打撃を受けた。その結果、企業は安全性を優先して電子タバコ製品を製造することに厳戒態勢を敷いている。コロナはまだまだ収束には至っていないが、専門家はこの夏の電子タバコ市場のブームの可能性を指摘している。
以下、QA形式となる。
アイリス・ドルビアン：なぜ、夏にvape市場がブームになると思いますか？
トム・ブルックシャー：伝統的に夏は大麻の販売に適した季節で、人々は休暇やアウトドアで過ごす時間を充実させるために当社の製品を購入します。規制が解除されたことで、アウトドア・アクティビティに合わせて便利に使える大麻製品の需要が高まると予想しています。また、ネバダ州、カリフォルニア州、コロラド州、フロリダ州などの主要な観光・大麻市場での段階的な観光再開は、電子タバコ製品の販売にプラスの影響を与えると予想しています。
コルトニー・スミス：不況の中で不確実な経済に突入したとはいえ、ここ数ヶ月の間に電子タバコ市場は着実に成長しており、今後も繁栄を続けると私は信じています。どちらかと言えば、パンデミックの影響で、ストレスの多い時期に大麻の可能性に目覚めた人が増え、新たな消費者が増えています。
エリザベス・ホーガン：人々がお気に入りのものに戻り、実績のある大麻製品をストックしているのを目の当たりにしています。細菌が蔓延する恐れがある中で、消費者が共同で吸う製品では無く、電子タバコの売り上げは今後も伸びていくでしょう。電子タバコは喫煙よりも喉や肺への負担が少なく、食べ物を摂取するよりもすぐに効果を発揮します。今年の夏は、準備をして持参するのが良さそうだとみんな考えるでしょう。
参考：Forbes
