インディアナ州の高校生は、電子タバコの使用が原因で退学に

地元の報道によると、アメリカ・インディアナ州の10代の学生が、彼が電子タバコを吸った後に病気になったと、在学看護師に報告した後、高校を強制退学になったと主張している。

スペンサー群のオーウェンバレー高校の新入生だったケガン・フックは、ニュース番組「RTV6 Indianapolis」に、9月30日に学校のトイレで友人の吸う電子タバコを使用した後、めまいと吐き気を催したと語った。

彼は嘔吐し校内の保健室に向かった後、看護師が15歳のケガンに本格的な治療が判断だとされ、地元の病院に運ばれた。その時の彼の酸素レベルは70パーセントだった。 (メイヨー・クリニックによれば、90%未満の値は低いと見なされる。)

ケガンがどの病院に連れて行かれたかは明らかでは無いが、そこの医師は彼が肺の炎症と診断したという。 「RTV6 Indianapolis」によると、この状態は電子タバコが原因である。

ケガンは、ニコチンを吸っていると思ったと主張している。しかし、オーウェンバレー高校を学区に含む、スペンサー郡オーウェンコミュニティスクールは、電子タバコを検査した結果、マリファナに含まれる精神活性成分であるTHCの反応があったとニュース番組に語った。

ケガンの母親であるシャノン・フックは、息子が間違っていることをしたのは理解していると認めている。しかし、一方で学校の処分は悪い先例となる可能性があると指摘している。

「学校側は、電子タバコを吸う事での医学的な問題を学生達に伝えるべきであり、吸ってしまい、体調を崩した時に学校の保健室に向かうと退学になるから隠せ、というメッセージを伝えるべきでは無い」と彼女は発言している。

「これは本当の悪夢です」と彼女は続けた。彼女は、息子を再入学させようとして学校の職員に手紙を書いたが、無視されていると言った。

スペンサー郡オーウェンコミュニティスクールの校長であるチャド・ブリッグスは、特定の学生に関する問題についてコメントすることを拒否した。ただ、学校にはタバコや電子タバコの所有または使用に関する規則があり、これが退学につながる可能性があると指摘した。

ケガンに電子タバコを提供したとされる学生が同様に処罰されたかどうかは明らかになっていない。

オーウェンバレー高校の代表者は、報道機関からコメントを求められているが、拒否している。

参考:FOX NEWS

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