アメリカで電子タバコ関連の健康被害が1,080人に増加

アメリカで電子タバコに関連した肺損傷の件数は、先週報告された805件から増加し、1,080件まで増加した。保健当局者は、これでも「氷山の一角」にすぎないと述べている。

電子タバコに関連した死亡者の数も12人から18人に増加している。

当局は、未だアウトブレイクの原因を特定しておらず、疾病の原因となる物質はわかっていない。

アメリカ疾病予防管理センター(CDC)のディレクターであるロバート・レッドフィールドは声明の中で、

「電子タバコの使用に関連して見られる肺損傷の件数が増加していることを深く懸念している。残念ながら、これは、この件数はアメリカの大衆、特に若者や若い成人にもたらす健康上の脅威に関して、氷山の一角かもしれない。」

と述べている。

引き続き、食品医薬品局および州の健康パートナーと協力して、原因を調査が続いている。 Mayo Clinicの病理学者によって公開された研究は、病気は有毒化学物質への暴露によって引き起こされる可能性が最も高いという見解を示した。

CDCのプリンシパル副局長のアン・シュチャトは、

「電子タバコや蒸気を発する製品にはさまざまな厄介なものがあり、肺にさまざまな害を引き起こす可能性がある。私たちが現在入手しているデータは、これがピークに達したことを示唆していない。」

とし、CDCは、電子タバコ関連の原因を引き続き調査している。

参考:Bloomberg

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