韓国最大の航空会社である大韓航空は、10月28日に、機内での喫煙行為に対して対応を厳格化する新たな規定を発表した。機内喫煙者は、到着後すぐに警察に引き渡されることになる。対象の中には、電子タバコも含まれる。
背景として、機内喫煙の割合の中で、電子タバコの比率が急増している。2018年は34%だったが、2019年に入って54%に増加しており、トイレだけでは無く座席で喫煙される事例も出ている。
韓国でも日本と同様に加熱式の電子タバコが徐々に普及し始めており、法律上も従来の紙巻きタバコと同じ扱いになっている。
尚、飛行機のトイレには煙探知器が設置されており、電子タバコでも反応する。これは日本でも同様で、一般的に熱感知型の煙探知機では電子タバコは反応しないが、飛行機内には光学式、イオン式、光電式など違うタイプのものが設置されている為、電子タバコも感知するようだ。
参考:朝鮮日報