アメリカで電子タバコによる健康被害は1,600名を超え、死亡者34名に

アメリカの疾病対策予防センター(CDC)は今週、電子タバコに関連する新たな死亡者1名を発表し、累計の人数は34名となった。保健機関は、現在1,604件の電子タバコ関連の肺損傷(EVALI:e-cigarette or vaping associated lung injury)があるとしている。

アメリカではアラスカを除くすべての州で、EVALIの症例を報告しており、患者の大多数は病気になる前にTHC含有製品の使用を報告している。その結果、CDCは消費者にTHCを含む製品の使用を避けることを推奨しており、あらゆる種類の電子タバコの購入、または路上でのTHCを含む商品、特にTHCを使用する製品の購入を禁止している。

「肺損傷の原因となる特定の化合物または成分はまだわかっていないため、調査の継続中に危険にさらされていないことを保証する唯一の方法は、すべての電子タバコまたは蒸気を発する製品の使用を控えることだ」という見解をCDCは示している。

CDCがブラックマーケットのTHCの製品がEVALIで「主要な役割」を果たしていると見ている。

現在記録されている最年少の死亡者は17歳で、最年長者は75歳で死亡者の年齢の中央値は49歳となっている。

参考:Fox News

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