アメリカ心臓協会は若者向けの電子タバコ研究に約20億円を寄付

アメリカ心臓協会(AHA)は、数百万ドルを掛けて、電子タバコ業界と若者の電子タバコ使用に対して徹底抗戦していくことを宣言した。

協会はパートナー共に、「電子タバコ会社の虚偽報告について公的な責任を負わせる」ことを目指している。

プレスリリースによると、AHAは年次総会で「若者の電子タバコ使用の流行に緊急に対処することを目的とした、研究、政策提言、若者の活性化を含む積極的で三方面のイニシアチブ」を発表した。

「若者の電子タバコ使用とニコチン研究イニシアチブ」は、最初から2,000万ドルを受け取り、これは典型的なAHAの助成金の40倍の金額になる。

AHAの記者会見で、AHAの会長であるRobert Harrington医師は、次のように述べている。「巨大なタバコ産業に打ち勝つには、国レベルやコミュニティレベルの利害関係者による大きく、かつ早急なコミットメントが必要です。このイニシアチブはこの国での電子タバコとニコチンの使用を終わらせるのを助けるように設計されています。」

イニシアチブは「若者の電子タバコとニコチンの使用の影響に焦点を当て、今後2年間にわたって集中的に研究に取り組む2〜3人の科学者に資金を提供する。」と発表されている。

参考:MedPage Today

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